
ボールを失った瞬間に全選手が全力で帰陣するプレーを指す、日本代表チーム内の共通言語。略称は「SSBK」。
発端は2023年9月のドイツ戦。4-1でリードしていた後半アディショナルタイム、敵陣のCK直後にカウンターを食らったが、フィールドプレーヤー10人が全力スプリントで帰陣してピンチの芽を摘んだ。
この場面を理想的な攻守切り替えのモデルと見た斉藤俊秀コーチが「サムライ・スプリントバック」と命名。漫画『キャプテン翼』の登場人物・若林源三の「SGGK(スーパー・グレート・ゴールキーパー)」からヒントを得て略称も設けた。
堂安律は「日本人ほどスプリントバックしているチームはいない」と、世界に誇れる強みだと胸を張る。GK鈴木彩艶も「毎遠征、毎回のミーティングで映像に出てくる。僕らの強みだ」と語り、日本代表のアイデンティティの一つとなっている。