
2026大会から導入された、口を手やユニフォームで覆いながら相手選手に発言する行為を即時退場(レッドカード)とする新ルール。
発端は2026年2月のUEFAチャンピオンズリーグ、ベンフィカ対レアル・マドリー戦でのプレスティアーニによる行為。シャツで口元を隠しながらヴィニシウス・ジュニオールに話しかけたこの行為が差別的発言の隠蔽にあたるとして6試合の出場停止処分を受けた。
IFAB(国際サッカー評議会)はこれを受けて4月の特別会議で新ルールを承認。コーチやチームメイトとの会話を除き、口を覆いながら発言することを原則禁止とした。FIFAのインファンティーノ会長は「隠すべきものがないなら、何かを言うときに口を隠すな」と説明している。
今大会での初適用は6月19日(日本時間20日)のグループD第2戦、トルコ対パラグアイ戦。パラグアイのMFミゲル・アルミロンが相手選手に対して口元を覆いながら話しかけたところを VAR が捕捉。主審は「口を覆っていた」と宣言し、アルミロンに退場を命じた。