
冨安健洋がブラジルとの決勝トーナメント1回戦(6月29日、日本時間30日)の翌日、決勝点を許した場面を自ら分析して語った言葉。
後半アディショナルタイム、自陣でギマランイスと対峙した冨安はシュートを警戒して内側に寄り、外のマルティネッリへのパスコースを空けてしまった。スライディングで対応したが間に合わず、逆転ゴールを許した。
翌日の取材で映像を見返した冨安は「良いタイミングでスライディングに行っていない」「あのワンシーンだけを切り取っても、本当に駆け引き負けした」と振り返り、「ゲーム勘のところで力を出し切れなかった。この2年間のツケがあそこで来たんだろうなという感じ」と語った。
背景には度重なる負傷による長期離脱がある。アーセナルで2024年5月に出場したのを最後に約2年間を棒に振り、アヤックスに移籍して大会4か月前に実戦復帰。今大会が2年ぶりの代表活動であり、90分間のフル出場も748日ぶりだった。
「アーセナルにいた時であれば問題なく対処できたシーン。現代サッカーで群を抜いてレベルが高いのはプレミアリーグ。一番厳しい環境に身を置かないといけない」と、冨安は再起への強い意志を示した。