2020年３月２日から春休みまで、全国の小中高校を臨時休校とした措置のこと。
学校の臨時休校は都道府県が要請するとの基本方針が定められていたが、安倍晋三首相（当時）が「政治判断」で強行。２月29日の記者会見で発表され、その２日後から休校となる異例の事態に。
共働きの保護者は子供の預け先が見つけられず、学校側も予定の大幅な見直しを余儀なくされるなど現場は混乱した。
その後の全国的な感染拡大や緊急事態宣言の発令を受け、当初は含まれていなかった幼稚園や保育園も対象に。大学も新年度の授業開始を５月以降に延期した。
地域ごとに緊急事態宣言が取り下げられて以降は休校措置も段階的に解除。６月頃にはほとんどの学校が正常化した。