
柔道男子60キロ級・準々決勝において物議を醸した主審の判定。
永山竜樹(日本)が対戦相手のフランシスコ・ガリゴス(スペイン)に片手絞めを食らった際、膠着状態が続いたことから主審が「待て」を宣告。
しかしガリゴスは主審の声が聞こえなかったとして締め技を数秒間継続。永山が失神したことでガリゴスの一本勝ちとされた。
失神する前に「待て」が聞こえていたという永山は判定をすぐには受け入れられず、日本の鈴木桂治監督らが審判団に抗議するも判定が覆ることはなかった。
なお、永山はその後の敗者復活戦を勝ち上がり、銅メダルを獲得している。