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細谷の1ミリ

2024.8.16 published
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男子サッカー準々決勝・日本対スペインで物議を醸したジャッジのひとつ。

0対1で迎えた前半40分、細谷真大(日本)が同点ゴールを決めたかに見えたが、直後にVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が介入し、ノーゴール判定に。

細谷が味方選手からパスを受けた際、相手選手を背にしながらも踵がわずかに相手選手よりも前方にあり、現行ルールではオフサイドとされる。

ただし相手ゴール付近での待ち伏せを禁止するために制定されたオフサイドの意義にそぐわない厳しい判定であるとして、日本のサポーターは不満を募らせた。

細谷の踵が実際に何ミリ飛び出していたかは定かではないが、FIFAワールドカップカタール2022で日本がスペインと対戦した際、三笘薫(日本)が触ったボールがゴールライン上に1.88ミリ残っていたことで直後のゴールが認められた「三笘の1ミリ」と並び、本件は「細谷の1ミリ」と表現された。