
2026大会でアルゼンチン代表をめぐる VAR(ビデオアシスタントレフェリー)判定が有利に傾くことが続いたとして、SNS を中心に広まった揶揄表現。
「VAR」と「Argentina(アルゼンチン)」を合成した造語で、英語圏では「VARgentina」とも表記される。同様に「FIFA」と組み合わせた「FIFAtina」という表現も生まれた。
批判が特に集中したのはエジプトとの決勝トーナメント1回戦。エジプトの2点目は VAR によりアルゼンチン選手のファールを遡って取り消され、さらに決勝ゴール直前にはアルゼンチン選手のエジプト選手へのファールが見逃されたと指摘された。エジプト監督は「アルゼンチン側が審判に圧力をかけた」と会見で訴えた。
準々決勝のスイス戦でも相手選手の退場をめぐって批判が上がり、スイス監督も「理解できない」と猛抗議。元イングランド代表監督が「八百長なんじゃないか」と陰謀論を公言する事態にも発展した。
アルゼンチンのスカローニ監督は「特別扱いなど存在しない。テクノロジーの時代に不可能だ」と全面否定。ロイター通信は「新たな VAR プロトコルが公平性への認識という火薬庫に火を投げ込んだ」と報じた。