
感染予防のため、人と人との間に物理的な距離を取ること。社会的距離とも呼ばれ、2メートル間隔が目安とされる。
「3密」や「テレワーク」といった言葉とともに、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ心得のひとつとして定着した。
ただし「ソーシャル・ディスタンス(Social distance)」は人間の心理的な距離を示す言葉。物理的な接触距離の確保の意味では「ソーシャル・ディスタンシング(Social distancing)」が正しい。
意味の異なるふたつの言葉が混同される中、WHO(世界保健機関)は「フィジカル・ディスタンシング(Physical distancing)」と言い換えたが、あまり定着していない。