
経済を活性化させるため、国が直接支出するお金のこと。
2020年春の緊急事態宣言下、政府は経済対策として2度の補正予算案を可決。安倍晋三首相(当時)は「230兆円を超える世界最大の対策」と強調した。
ただ、その金額には実際に活用されるか分からない「金融機関の融資枠等」も含まれており、真水相当分はその半額に留まった。以降、生活困窮者を一層支援するべく「真水が必要だ」との言説が多く聞かれた。
なお、「真水」に厳密な定義は存在しない。財政支出ではない減税等も景気刺激効果があることから、真水に含める場合もある。