
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、夏の花火大会が続々と中止を決定していく中、全国の花火業者163社が「Cheer up!花火プロジェクト」の名のもとに連携。
コロナ禍にあっても「空を見上げて前向きな気持ちになれるように」との願いを込めて、2020年6月1日の夜空に大輪の花を咲かせた。
花火大会はもともと鎮魂や悪疫退散が起源であること。また活躍の場を失い、苦境にあえぐ花火業者が「花火屋として何かできることはないか」と思い立ったのが企画の発端。
また、東京オリンピックの開会式となるはずだった2020年7月24日にも、日本青年会議所の企画で一斉花火を実施。見物客が3密状態にならないよう、打ち上げ場所は非公表のまま実行された。