
感染症等の検査によって、間違って陽性と判定されること。
新型コロナウイルス感染症に用いられる PCR検査も感度は100%ではなく、実際は感染していないにも関わらず陽性と判定されるケースがある。
例えば体操競技の金メダリスト内村航平選手が2020年11月に開催される国際大会に際して受けた PCR検査で、一旦は陽性と判定。しかし2日後に3つの病院で検体を再検査したところ、いずれも陰性となり、国際体操連盟も「偽陽性」だったと判断した。
なお、同じ発音の「疑陽性」は意味が異なる。疑陽性はその字の通り、陽性の疑いがあることを指す。