
ワクチンを打った後に起きる有害な反応のこと。
感染症の発生や重症化を防ぐ免疫を獲得するため、効果があるとされるワクチンを接種した際、人によっては筋肉痛や頭痛、倦怠感、またアナフィラキシー反応と呼ばれる重いアレルギー症状等が起きることがある。それらをまとめて「副反応」と呼ぶ。
一方、似た言葉の「副作用」は治療に使う薬によって有害事象が引き起こされた場合を指す。英語では副反応も副作用も「side effect」と表現するが、日本では薬害の歴史を踏まえて厳密に使い分けられている。