
レスリング女子50キロ級で須崎優衣(日本)が銅メダルを獲得した際、アナウンサーが叫んだことば。
パリ大会を迎えるまで海外勢に対して94連勝を記録していた前回大会金メダリストの須崎だったが、1回戦でまさかの逆転負け。
敗者復活戦に回るはずが、須崎を倒したビネシュ・フォガト(インド)が決勝当日の計量で体重オーバーとなり失格。規定により須崎は3位決定戦に臨むこととなった。
3位決定戦、第1ピリオドから相手を圧倒した須崎は10-0のテクニカルフォール勝ち。その瞬間、実況を担当したアナウンサーが次のように叫んだ。
「最強の銅メダリスト、須崎優衣! 一度切れた気持ちを繋ぎ止めた、特別な銅メダルです!」